こんにちは!松田軽太です。
週刊文春の不倫スキャンダルをキッカケに音楽プロデューサーの小室哲哉氏が引退を表明しました。
しかし僕が気になったのは不倫の有無よりも、小室哲哉氏が会見の最後に語った介護生活の大変さと日本の高齢化社会についてでした。
僕は小室哲哉氏の音楽と共に20代を過ごした世代なので、小室哲哉氏の作り出した音楽と介護と高齢化社会という言葉が結びつかなくて戸惑いました。
しかし小室哲哉氏もいつしか60歳になっていたので年齢を考えると不思議ではないんですよね。
「いずれ高齢化社会が訪れる」ということは、もう何十年も前から言われていましたので、ある日突然、高齢化社会になったわけではありません。
ジワジワと高齢化していったので、なかなか実感できていなかったのかなと思います。
例えば40代になったとき、白髪が増えたなぁ~とは思いましたが、でも意外に体力もあるし、そんなに老いてないんじゃないか?と思いました。
しかし年をとると、時間の流れが早く感じるので、「ついこの間」と思っていたことが、実は数年前だったりします。
それと同じようにいずれ高齢化社会になると分かっていても「ではいつから対策すべきか」が分かってなかったんでしょうね。
旅行で行った高知県は市街地を外れると、確かにご高齢の人が多かった印象です。
「そうか、数年後に関東もこういう光景になるんだな」と感じました。
もうすでに高齢化社会が進行しているワケですが、気になるのが、道路や橋といった社会インフラを維持するための工事です。
例えば首都高は50年前の東京オリンピックの開催に合わせて造られました。ということは50年経っているので老朽化の対策工事が必要です。
しかしスーパーやコンビニのレジ打ちなら、高齢者でも可能ですが、工事となると高齢者では難しいのではないかと心配になります。
自動工事ロボットでも開発されれば、問題解決かもしれませんが、それが開発されるまでに維持できれば良いのですが。
とは言いつつも、あと15年もしたら、僕も立派な高齢者の仲間入りです。
その時、自分が何をできるのか?と考えると、ただのありふれたしがない会社員に過ぎない僕は65歳になると強制的に会社から廃棄されるワケで、その後、何ができるのか?と考えると現時点では何も思いつきません。
ここ数年、人生100年時代を意識して人生設計すべきといわれますが、すでに人生の半分に差し掛かったタイミングで言われてもなぁ~、聞いてないよ!って感じです。
まぁ、そうはいっても確実に僕も日本も老いていくので、何ができるかを考えていく必要があるのでしょうね。