松田軽太のブロぐる

企業の情シスで働いています。会社の中では何をしてるのかナゾな職場の情シスあるあるなどや読んだ本のことなどを思いつくままに書いています。

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相撲界で隠蔽されていた不祥事がザクザク出てくる時代

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こんにちは!松田軽太です。

貴乃花部屋力士への暴行問題が発覚して以降、相撲界での過去にあった暴行事件の暴露が続いています。

僕自身は全く相撲には詳しくないので、個別の事件詳細には言及しませんが、今、相撲協会がさらされている状態は、相撲協会上層部と20代の若手力士との意識のギャップが原因なのだろうと感じました。

相撲協会は公益財団法人ということなので、詳しくは知りませんが税制優遇を受けているようです。少なくとも民間企業と違い税金が投入されているということでしょう。

また相撲の興行を行い放映権も持っており、プロスポーツ団体としては恵まれていると感じます。

しかし、上層部は元力士で占められているので、非常に閉鎖的な組織だと感じます。

僕の感覚的なところでは、過去、何十年もの間、今までの慣習で事業が運営されていたのではないかと思います。

しかし現在はSNS時代です。スマホがあれば個人が世界に向けて発信できてしまう時代です。

若手力士はSNS時代で育っていますが、相撲協会上層部の人たちはSNSがどういう性質を持っているのか感覚的に理解できていないのでしょう。

だから数々の暴行事件が発覚するたびに「内々で処理すればいいもの、わざわざ表沙汰にしやがって!」という感覚なのでしょう。

もちろん、相撲協会の上層部だって日本は法治国家であり、法律を守る必要があるのは理解されているのでしょうが、しかし、こと相撲の世界に限っては、法律よりも今まで慣習の方が重要視されてしまったのでしょうね。だって、そうやって何十年も運営さるてきたのだから。

しかし、これと似たようなことは民間企業でも存在しますよね。

いわゆるブラック企業とか過労死問題です。
これらの事件も日本の法律よりも、長年、培ったその会社独自の社風が優先されているワケです。

皆さんの職場のも「世間ではそうかもしれないが、ウチの会社は違う!」みたいな不思議な正論を振りかざす上司を見かけたことは一度や二度はあるのではないでしょうか?

でも、この理屈は、その特殊なガラパゴス環境で長年過ごさないと理解できない考え方ですよね?

にも関わらず、入社したばかりの若手社員にも、その独特の我が家流のルールを強制するから、違和感を持たれてしまい、会社に愛想をつかされたら、SNSで日本中に、そのオカシなルールを晒されてしまうという結果になります。

おそらく相撲協会の上層部にしても、ブラック企業のオカシな上司にしても、個人の発信力を見くびっているのだろうと思います。

せいぜい同期の仲間や家族に愚痴るくらいしか出来ないと思ってるのではないでしょうか?

むしろこれからは、ネット上からかき集めれた膨大な情報をAIが分析しちゃうから、より一層、ネットの情報で様々な人や物の評価が決められてはしまうのだと思います。場合によっては本人が「そうじゃない」と否定したい内容の評価になってしまうかもしれないですが。

これから先の時代は、狭い組織の中で慣習的に行われていた我が家流が通用しなくなるのだろうな、と感じた次第です。

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